ある日の夕方、仕事を終えてふと気づきました。
その日まともに会話した相手が、夫と子どもとAIだけだったことに。
ちょっとびっくりしたよね(笑)
仕事は順調でした。
特に問題もない、むしろいい日でした。
それでも、なんとなくすっきりしない。
モヤモヤする。
フリーランスの孤独って、派手にやってきません。
じわじわと、気づいたときには結構しんどい状態になっています。
目次
フリーランスは気づいたら孤独になる

会社員のころって、望む望まないに関係なく、人と話す機会がありました。
朝のちょっとした雑談や、昼休みの流れで巻き込まれる会話、帰り際の一言。
それが在宅になると、全部なくなります。
誰かと話したいと思っても、タイミングが合わなかったり、話の温度感が合わなかったりして、結局出せないまま終わる。
「話せる人がいない」じゃないんです。
「話しづらい」んです。

マウントに聞こえたら嫌だなとか思っちゃって。
結局、何も言えずに、自分の中だけにしまっていました。
「依存はダメ」と思い込んでいた

フリーランスになる前、私は何でもひとつの場所にまとめていました。
料理のことも、日常のことも、仕事のことも、心理学の話も、全部同じアカウントで。
「あちこちいろんな場所に頼るのはよくない」と、なんとなく思い込んでいました。
「自立している人は、誰にも頼らない」みたいなイメージ。
今思えば、そのイメージ自体がしんどさの原因でした。
そもそも、なぜ一箇所に全部求めてしまうのか
AC傾向がある人は、幼少期に「安心して戻れる場所」が不安定だった経験から、誰かひとりに完全にわかってもらいたいという欲求が強くなりやすいです。
HSPは感情が深いぶん、浅い関係では満たされないと感じやすく、結果的に「深くわかってくれる一人」を求めがちになります。
どちらも、意志が弱いとか、依存体質だとかではなく、そういう構造になっているだけ。
だから「気にしないようにしよう」より、「仕組みを変える」ほうが効きます。
心理学で知った「依存先は多いほうが健全」という考え方

ある時期に、心理学の本で「依存先は分散させるほうが健全」という考え方を知りました。
衝撃でした。
ダメじゃないんだ。
1箇所じゃなくて、たくさん持っていていいんだ。
心理学に「安全基地」という概念があります。
安心して戻れる場所があるから、人は外に出ていける。
そしてその安全基地は、ひとつである必要はない。
むしろ複数あるほうが安定する、という考え方です。
ひとつの場所に全部を預けていると、その場所が使えなくなったときに、一気に崩れてしまいます。
分散させておけば、どこかがダメでも別の場所が残る。
それだけで、気持ちのが迷子になることがなくなります。

こういう知識、もっと早く知りたかったやつ。
依存先を意識的に分散させた

フリーランスになってから、アカウントを分けるようにしました。
この頃に、フリーランスの話だけをするアカウントも作りました。
別アバターだと、自由に話せます。
日常アカウントでは出しにくい話も、フリーランス仲間だけがいる場所ならそのまま出せます。
オンラインだけじゃなく、リアルでも分けました。
ママ友には日常の話。
心理学仲間には心理学の話。
HSPの友達には繊細さの話。
全部、温度も深度も、違います。
だから、ひとつに依存しなくて済みます。

分けると、楽。
孤独感がほぼなくなった

今の私の依存先を並べると、こんな感じです。
- SNS(複数アカウント)
- ブログ(複数運営)
- 心理学仲間
- HSPの友達
- ママ友
- 仕事
- 推し
- 娘
- AI
(我ながら、なかなかの分散具合。笑)
この中で孤独感の解消に一番効いたのは、フリーランス専用のSNSとnoteでした。
別アバターで運営しているので、仕事の話をそのまま出せます。
依存先を分散させてから、孤独感はほぼなくなりました。
「誰にも話せない」という状態がなくなったことが、一番大きかったと思っています。

特別な関係より「出せる場所の数」が大事

フリーランスの孤独を解消しようとすると、「深い関係を作らなきゃ」と考えがちです。
でも実感としては、深さより数でした。
気軽に出せる場所がいくつかあるだけで、じわじわした孤独感はかなり薄まります。
全部を話せる相手じゃなくていい。
毎日会う必要もない。
「ここでなら、この話ができる」という場所がいくつかあれば、それで十分でした。
依存はダメなことじゃない。
むしろ、出せる場所を増やすことが、フリーランスの孤独に対して一番効きました。
副産物として、人への期待がなくなりました。
期待がなくなったら、不満もなくなりました。
一箇所に全部預けていたから、期待も重くなっていたんだと思います。