Kumiの日常

なんで母親だけ、部屋ないのが前提なん?HSPフリーランスが自分の部屋を手に入れた話

本ページはプロモーションが含まれます。

部屋を手に入れた日のこと

投稿日:2026年5月1日 | 最終更新日:2026年6月12日

いろんな家の間取り図を見るたびに、ずっと感じていた違和感があります。

子ども部屋はある。
夫の書斎もある。
寝室もある。

なのに「母親の部屋」だけ、最初から存在しない前提で家が設計されてるんですよ!!

注文住宅の間取り例を眺めていても、分譲マンションのモデルルームを見ていても、同じ。

子どもが生まれれば子ども部屋が増えて、夫が「書斎があれば」と言えば、DENや書斎コーナーが図面に入ります。

でも誰も、最初から「母親の部屋」を想定しない

なんでなんだろう、とずっと思っていました。

「一人になりたい」のに、なれる場所がない

「一人になりたい」のに、なれる場所がない

子育てをしながら、気づいたことがあります。

「私には、一人になれる場所がない」と。

ブログを書きたい。
→リビングしかない。

一人で休みたい。
→家族の寝室しかない。

家の中のどこにいても、「家族の誰か」としての私がいました。

「私」としての私がいられる場所が、どこにもなかったんです。

欲しいとは、ずっと言っていました。
言ってはいたけど、作れなかった。

間取り的に難しかったのと、娘がまだひとりで寝られなかったので。

言葉にしながら、待ち続けていた期間が、すごく長くて苦しかった。

リビングは「私の部屋」じゃない

リビングは「私の部屋」じゃない

「リビングとキッチンはお母さんのスペースだから」

間取りの説明で、こういうことを言う建築士さんがいます。

設計する側すら、そう思ってるんだ、と。

でもそれっておかしいと思う。

リビングは共有空間です。
家族全員のための場所。

そこにいるとき、私は「家族の誰か」であって、「私」じゃない

テレビの音が流れていて、夫がいて、子どもがいて、「ねえお母さん」と声がかかる。

個室って、根本的に別のものだよね?

ドアを閉められる。
鍵をかけられる。
自分の好きなものだけを置ける。

誰にも「ちょっといい?」と言わなくていい時間を作れる。

リビングにいくら長く座っていても、それは手に入らないんです。

Kumi
「リビングがあるやん」って言う人、本気でそう思ってるのが怖い。

管理する場所と、自分の場所は、まったく別物なんだよ。

「部屋がない」ことの実害

「部屋がない」ことの実害

私はHSS型HSPで、内向型です。

ひとりの時間が大量に必要な人間だということは、自分でよくわかっていました。

HSS型HSPの気質については、こちらの記事も読んでみてください。

それに加えて、仕事は在宅のフリーランスライター。
思考する仕事なので、静かな環境じゃないとまともに仕事ができません

それなのに。

家の中で一番長く時間を過ごす私に、部屋がなかったんです。

以前は、ひとつの部屋に私のデスクとベッドが2台。
娘と一緒に使っていました。

デスクはあったけど、機能していなかった。

結局リビングのテーブルで仕事をしていて、夜は夫がいるから仕事できない。
メリハリもつかない。

フリーランスって、納品しないとお金にならないんですよね。
それなのに仕事できる環境がない、というのは、「不便」どころじゃない。

大問題だよ。

ずっと、ずるいと思っていた

ずっと、ずるいと思っていた

夫には自分の部屋があります。

夫の部屋を作ってからずっと、「ずるい」と思っていました。
欲しいとも、ずっと言っていました。

でも作れなかった。
間取り的に難しかったし、娘がまだひとりで寝られなかったから。

言葉にしながら、ただ待ち続けていた。
その期間が、長かったんです。

今思えば、「母親が部屋を求めること」自体が後回しにされやすい空気が、社会に染み込んでいるんだと思っています。

母親はリビングもキッチンも管理する人。

個室なんて必要ない

そういう前提が、間取りにも、言葉にも、静かに表れている。

Kumi
欲しいってずっと言ってたのに、作れなかった。

「わがまま」とは思ってなかったけど、なぜか後回しにされ続けてた。

あれはなんだったんだろうってまだ考えてる。

「ひとりの時間がないとイライラする」と、正直に言った

「ひとりの時間がないとイライラする」と、正直に言った

娘の成長とともに、間取りを変えられるタイミングがやってきました。

ある日、娘に正直に言ったんです。

Kumi
お母さん、ひとりの時間がないとイライラしちゃうんだよね

すると娘は「じゃあひとりで寝てみる」と言いました

拍子抜けするほど、あっさりしていました。

私がずっと言えなかったことを、娘はあっさり受け入れてくれました。
可哀想なことをしたな、とも思ったけど、娘と交わした約束はちゃんと守りました。

ひとり部屋になったら好きなものを買ってあげる、と。

姫系のシーツ、枕カバー、ふわふわの毛布、姫系のカーテン。

椅子とタンスも買いに行く予定で、デスクも検討中。

天蓋は「うちにはつけられる技術を持つ人間がいない」という現実的な理由で断念してもらいました(笑)

なんと、初日から、娘はひとりで眠れました!!!

部屋を手に入れた日のこと

部屋を手に入れた日のこと

部屋が自分のものになった日、ひとりで飲みました(笑)

ひとりの部屋で、デスクで仕事ができるようになった。

それだけのことが、こんなにも違うんです。

夜も仕事できる。
仕事とそれ以外のメリハリがつく。

自分の空間に、自分が選んだものだけを置ける。

一番大きかったのは、バウンダリーが守られる感覚でした。

大切なものを、誰かと共有しなくていい。
自分のペースで、自分の空間に存在できる。

それだけで、こんなに呼吸が楽になるとは思っていませんでした。

そして部屋を分けた翌日、娘が寝袋を持って遊びに来たんです。

お母さんの部屋に泊まりに来た

って、嬉しそうに(笑)

距離を作ったんじゃなかった。

お互いに自分の場所を持ったことで、「遊びに行く」という関係が生まれました。

バウンダリーって、壁じゃないんですよね。
適切な距離が、むしろ関係をちょうどよくする。

それを娘が体で教えてくれた気がしました。
距離感の調節については、こちらも読んでみてください。

Kumi
翌日に寝袋持って遊びに来るの、かわいすぎて笑った。

部屋を分けて関係が壊れるどころか、なんかいい感じになっています。

部屋があることで、読書も変わった

自分の空間ができてから、本を読む時間も増えました。

以前は「読みたいけど、落ち着いて読める場所がない」状態でした。

今は自分の部屋で、誰にも邪魔されずに読めます。

自己理解や心理系の本を片っ端から試したい人には、Kindle Unlimitedがおすすめです。
月額980円で読み放題なので、気になる本をとにかく試せるのがいい。

Kindle Unlimited 30日間無料で試してみる

自分の部屋で、自分のペースで本を読む。

それだけで、かなり心が整います。

「欲しい」と言っていい

「欲しい」と言っていい

自分の部屋を持つことは、わがままじゃないです。

家族の誰かが「書斎が欲しい」と言うのと、まったく同じこと。

それを「わがまま」だと感じさせる空気が、間取りにも、言葉にも、長年の習慣にも染み込んでいるだけで。

自分の居場所を持つことは、家族を壊すことじゃありません。
むしろ、ちゃんと自分の場所がある人間のほうが、家族に対しても穏やかでいられます

それを、部屋を手に入れてから実感しています。

欲しいものを欲しいと言うこと。
自分の居場所を、自分で作ること。

それは、自分を守ることと、家族と生きることが、矛盾しないということだと思っています。

自分らしく生きることへの孤独感が気になる人は、こちらも読んでみてください。

-Kumiの日常
-, ,