ライターとして独立する前、職業訓練校に通っていた時期がありました。
「訓練校ってどうなの?」と気になっている方に向けて、実際に行ってみた体験を書いておこうと思います。
結論から言うと、私にはかなり正解の選択でした。
なぜ職業訓練校に行ったのか

ライターになりたいと思ったのは、かなり前のことです。
でも当時はスキルが足りなくて、転職活動はうまくいきませんでした。
焦りがあったと思います。
「早く動かないといけない」という気持ちが先走って、ライター職ではなく「入れる会社」を選んでしまったこともありました。
デザイナーの派遣会社でPMとして働くことになったのですが、仕事自体は悪くなかったです。
でも、ずっと「自分の手で何かを作りたい」という感覚が消えませんでした。
人のものを管理する仕事より、自分が書いたり作ったりしたものが残る仕事がしたかったんだと思います。

副業でライターの実績を少しずつ積んでいくうちに、もう一つ課題が見えてきました。
案件を受けていると、コーディングやWebデザインの基礎知識を求められる場面が思ったより多いんですよね。
加えて、ポートフォリオがないと転職も独立も動きにくいと感じていました。
「スキルと、見せられるものを、ちゃんと作ろう。」
そう決めて、派遣の仕事を辞めたタイミングで職業訓練校に入ることにしました。
訓練校で実際に手に入ったもの

結論からいうと、目的にしていたものは全部手に入りました。
それぞれ書いておきます。
Webの基礎知識とポートフォリオ
訓練校では、コーディングとWebデザインの基礎を学びました。
「エンジニアになる」という目的ではなく、「クライアントと話せる・要望を理解できる」レベルの知識が欲しかった私には、ちょうどよい内容でした。
HTML/CSSの構造を理解しているだけで、ライターとしての提案の幅がちょっと広がります。
そして何より、ポートフォリオが作れました。
それまで実績はあっても、まとめて見せられる形になっていなかったので、これは大きかったです。

プロに添削してもらえる環境
訓練校でよかったと一番感じたのは、ポートフォリオをプロに添削してもらえたことです。
独学だと、自分の作ったものが「外から見てどう見えるか」がわかりません。
自分では気づけないクセや、伝わっていない部分を指摘してもらえる環境は、お金を払って探しにいかないとなかなか手に入らないものです。
訓練校はその環境が無料(雇用保険の受給要件次第ですが)で使えるので、活用しない手はないと思っています。

同じ業界の仲間
これは正直、入る前はあまり期待していませんでした。
でも訓練校には、Web業界を目指している人、キャリアチェンジを考えている人、副業から独立を狙っている人が集まっています。
バックグラウンドはバラバラでも、「Webで仕事したい」という方向性が同じ人たちです。
授業の合間や終わった後に話す時間が、思っていたより刺激になりました。
フリーランスになると横のつながりが自然に減っていくので、あのタイミングで同じ業界の仲間ができたのは、今になって「よかったな」と思っています。

訓練校のあと、どうなったか

訓練校を修了したあと、Web制作会社に入社しました。
ただ、入社前に聞いていた勤務条件と実態が異なっていたため、短期間で退職することになりました。
その後、フリーランスとして独立しています。
訓練校で得たWebの基礎知識とポートフォリオは、今も使っています。
「あの時間は無駄だったか」と考えると、そうは思っていません。
ライターになりたくて焦って、遠回りをして、それでも少しずつ必要なものが揃っていった感じがします。
まとめ
職業訓練校は、「スキルを学ぶ場所」であると同時に、「ポートフォリオを整える時間」でもありました。
完璧な準備をしてから動いたわけではないですが、あのタイミングで行ったことは正解だったと思っています。
焦って遠回りした時間も、無駄ではなかったと今は思っています。
まだ途中の記録ですが、同じように悩んでいる方の参考になれば。
とりあえず、これでよかったです。