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「変わったよね」と言われて嬉しかった。誰にも言わずに出した答えだったから

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「変わったよね」と言われて嬉しかった。誰にも言わずに出した答えだったから

投稿日:2026年10月8日 | 最終更新日:2026年10月9日

こないだ友達と飲んでる時に言われたんですよ。
「久美子さん、変わったよね〜」って。

嬉しかった。普通に。

「痩せたよね〜」とか「綺麗になったね〜」とかじゃないんですよ。

変わったよね、です。

なんでそれが嬉しいのかというと。
今の私の生き方って、めちゃくちゃしんどい思いをして出した、最高の答えなんですよね。

今日はその話です。

あ、先に言っておくと、もう立ち直ってます。

しんみりする話じゃないので、気楽に読んでください。

きっかけは、akiさんが亡くなったこと

きっかけは、akiさんが亡くなったこと

私が明確に変わったのには、きっかけがあって。

3年前、敬愛するロックボーカリストのakiさんが亡くなったんです。

「あー、推しが亡くなったのね」って思うじゃないですか。

私の場合、ちょっと重さが違って。

akiさんは、私にとって「母親」みたいな存在だったんですよ。

推しが母親って、我ながら重い。

私は毒親育ちで、親に依存できずに育ちました。

で、そのぶんがどこに行ったかというと、Laputaというバンドに出会って、追っかけという形でakiさんにどっぷりハマりました。

依存先、そこかい。

結婚して子どもができてからは、ライブには全然行けてなかったんですけどね。

それでも、行けば温かく受け入れてくれる、実家みたいな存在でした。

その実家が、なくなっちゃった。

そりゃしんどいわけで。

ひたすら泣きました。

で、泣きながら何をしてたかというと、「なぜ亡くなったのか」をずーっと考察してたんですよ。

真実はわからないです。私は一介のファンなので

わからないけど、自分が納得できる答えがないと、立ち直れなかった。

ちなみに友達には、「その時になんで話してくれなかったの〜!?」って言われました。

Kumi
ごめん。

辛すぎて人に言えなかった、というのもあるんですけど。

そもそも私、「人に話して楽になる」タイプじゃないんですよね。

自分の中で答えを探して、最適解を見つけて、やっと楽になるタイプ。

だから、誰に言ったところで楽にはならないって、自分でわかってたんです。

泣きながら考察してたのは、そういうわけで。

当時の気持ちは、まとめないまま記事に残してます。

後悔して、やっと自分に向き合った

後悔して、やっと自分に向き合った

あの頃は、後悔ばっかりしてました。

もっとライブに行けばよかった、とか。

子どもが小さいからとか、ライブ代高いなぁとか、いろいろ理由をつけて行かなかったんですよね。

Kumi
いや、行けたでしょ

今考えたら、大したハードルじゃないんですよ、そんなの。

で、思ったんです。
やりたいことは、やらないといけない。
そのためには、やりたくないことを、やめていかないといけない。

そこから、めちゃくちゃ自分に向き合いました。

どう生きていきたいのか。
どう在りたいのか。
どういう人と生きていきたいのか。

重いテーマ、3連発ですよ。

でも考えていくと、行き着くところはわりとシンプルで。

私、akiさんの音楽で生きてきたんですよね。

追っかけて、ロックな服を着て、ロックなメイクをしてるときが楽しかったし、そのときの自分が好きだった。

その頃の思いを、忘れちゃいけない。

それだけ。

akiさんに支えられてきた話は、こっちにも書いてます。

「ふつうのおかあさん」をやめて、ロックに戻した

「ふつうのおかあさん」をやめて、ロックに戻した

それまでの私はというと、「ふつうのおかあさん」でいようとしてたんですよ。

いわゆる、街で浮かない見た目です。

上下ネイビーに、黒髪のショート。メイクも控えめ。

浮かない。びっくりするくらい浮かない。

ロックな格好が好きだったくせに、なんでそうしてたのか。

Kumi
なんでなんだろうねぇ……

自分でもわかんないんですよね。

なんか思い込みとか、抑圧とかがあったんだろうな、とは思うんですけど。

でも、akiさんが亡くなって決めました。
心の中に、この人を生かしておく。

だから、見た目ごとロックにしたんです。

服も、髪型も、メイクも、持ち物も。

ぜんぶ、変えた。

今は黒髪に金を入れて、白シャツに黒のベストとか着てます。

ネイビーどこ行った(笑)

初めてその格好で外に出たときは、そりゃ気恥ずかしかったですよ。

でも同時に、「これが自分」っていう自信もあって。

気恥ずかしいのに、自信はあるような。どっちもです。

ついでに、「母親ってこうじゃないとダメだよね」みたいな我慢もやめました。

具体的に何をやめたのかは……覚えてないんですけど。

覚えてないんかい。

誠実さを搾取する人とは、縁を切った

誠実さを搾取する人とは、縁を切った

変わったのは、見た目だけじゃないです。

友達の言う「変わった」の中身は、推測でしかないんだけど、ただ、ひとつはっきり言われたのがこれ。

「◯◯さんと縁切ったりとかさ、変わったよねぇ。」

はい、切りました。

「どういう人と生きていきたいのか」を考えたら、「この人たちとはもういいや」のほうが先に出てきたんですよね。

私を利用しようとする人。
誠実さを搾取する人。
こっちが出した労力や感情を、蔑ろにする人。

前の私は、そういうことをされても笑って流してました。
疲弊しながら、「我慢しないと」って思ってたんですよ。

いや、しなくていいのよ。

Kumi
今だったら、言えるし、距離も置ける。

言うか、離れるか。

どっちも選べるようになったんですよね。

搾取の話は、こっちの記事に書いてます。

誰にも言わずに出した答えが、人から見えていた

前ほど大きくはないけど、ずっといる

というわけで、友達の「変わったよね」は、合ってます。

見た目も変えたし、我慢もやめたし、合わない人とも離れた。

ぜんぶ、akiさんが亡くなったところから始まってるんですよね。

そのakiさんは、今も私の中にいます。

前ほど大きくはないけど、ずっといる。

で、話を戻すと。
あの頃の私、誰にも言わなかったわけじゃないですか。

一人で泣いて、一人で考察して、一人で答えを出した。

友達にも、当時は何も話してないんですよ。

それなのに、「変わったよね」って。

誰にも言わずに出した答えが、ちゃんと人から見えていた。

嬉しいなぁ、と思った話でした。

-├aki