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やりたいことリストが13個しか書けない私は、向上心がないんだと思ってた

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やりたいことが13個しか書けない私は、向上心がないんだと思ってた

投稿日:2026年10月7日 | 最終更新日:2026年10月9日

「やりたいことを100個書く」ってワーク、あるじゃないですか。

「WISH 100」とか、「やりたいことリスト」とか。

あれ、やってみた。久々に。

そしたらなんと、13個で止まっちゃいました。

100個中、13個。少なっ。

Kumi
私、ほんと向上心ねえな……

わりと本気でそう思って、ノートを閉じた。

でもそのあとよく考えていたら、13個で止まった理由が、欲のなさじゃないことに気づいたんですよね。

今日はその話です。

「やりたいことリスト」が全然埋まらなかった

「やりたいことリスト」が全然埋まらなかった

ほんとに出てこないんですよ。

「もっと◯◯したい」の「もっと」が、どこを探してもない。

物欲も経験欲も、ないというより「局所的」だった

もっといいバッグが欲しい。

もっと高い服が欲しい。

最新の家電が欲しい。

広い家に住みたい。

……うーん、別に。いらないなぁ。

今あるもので足りてるなら、それ以上のスペックっていらなくないですか。

私はいらないんです。

経験も同じで、「世界中を旅したい」「死ぬまでに100か所行きたい」みたいな、数を増やしたい気持ちがあんまりない。

旅行が嫌いなわけじゃないですよ。

旅行ブログもあるくらい、好きか嫌いかで言ったら好きです。

一人で好きに動けるなら、行ってみたい場所はあります。

ただ家族旅行になると、事前の確認もトラブル対応も、司令塔がぜんぶ私。

今は「行きたい」より「めんどくさい」が勝ってるんだよ。

だから正確に言うと、欲がないんじゃなくて、めちゃくちゃ局所的。

刺さったものにはすごい勢いで反応するくせに、興味のないものには、本当に興味がない。

あと、もうひとつ理由があって。

たとえば、「このアニメ見たいな」と思うとするじゃないですか。

Kumi
いや、今日見ればいいじゃん

で、見ちゃう。

工作も、手帳も、ブログも、調べものも、できる範囲ならその日のうちにやっちゃうんですよね。
そりゃ「いつかやりたいこと」の在庫なんて溜まらないわけで。

「いつか」を溜めずにやっちゃう話は、こっちの記事にも書いてます。

稼ぐモチベーションも、今はそんなに高くない

仕事もおなじような感じです。

いや、お金は欲しいですよ。

生活に必要だし、自分で暮らせるだけの収入はいる。

でも、「年収1000万円を目指したい」「事業をどんどん拡大したい」「誰よりも稼ぎたい」みたいな気持ちは、フリーランスになってからは、あんまりない。

「いや、そこは権利収入とか不労所得でしょ」って声が聞こえてきそうですけど。

わかる。わかるんですよ、それは。

でも私、働くのをやめたいわけじゃないんですよね。

生み出すこと自体が楽しいし、クライアントさんに評価してもらえると、手っ取り早く承認欲求も満たされるし。

労働から抜けたいんじゃなくて、増やしすぎたくないだけなんです。

心理の勉強ができなくなる。
ブログを書く時間がなくなる。
娘との時間が減る。

「今日これやりたい」と思ったときに動けなくなる。

そっちのほうが、よっぽど嫌。

お金が欲しくないんじゃないんです。

お金のために、余白をぜんぶ差し出すのが嫌なだけ。

……と、今ならそれっぽく言えるんですけど、当時の自己評価はもっと雑でした。

物欲なし、経験欲なし、稼ぐ気も薄い。
はい、向上心ゼロ。以上。

フリーランスになってからの暮らしとお金の話は、こっちにまとめてます。

でも、心理と金融は「極めたい」と思っている

でも、心理と金融は「極めたい」と思っている

ところがですよ。

やりたいことリストはスカスカなのに、「心理と金融は極めたい」って気持ちだけは、しれっとあったんです。

……え?

いや待って。

向上心ゼロの人が「極めたい」とか言います?

人の愚痴を聞いても、その奥が気になってしまう

心理のことは、いくらでも知りたいんですよね。

メンタルヘルス、カウンセリング、発達心理、親子関係。

人ってなんでそう考えるんだろう、とか。

友達の愚痴を聞いてても、「大変だったね」で終われない。

「この反応、何から来てるんだろう」「AC的な背景があるのかな」「ちょっと闇が深そうだな」って、頭の中で勝手に掘り始めちゃう。

目の前の出来事より、その下にある仕組みのほうが気になって仕方ないんです。

気質なのか、育ちからくる反応なのか。

ただ、もっと分かるようになりたい。それだけなんです。

そのあたりを掘った記事がこちらです。

金融は「集めたい」と「試したい」

金融は、心理とはちょっと違います。

FPの資格を取ったのが、もう10年以上前。

そこからずっと金融業界にいて、メディア運営に移ったときに、いったん離れました。

でも「せっかく資格いっぱい持ってるし、金融案件やりたいな〜」と思って、結局戻ってきたんですよね。

今やりたいのは、今よりもっと単価の高い記事に挑戦すること。

記名記事も欲しい。

暇になったら、FP1級も欲しい。

……こう並べると、めちゃくちゃ上を目指してる人みたいですけど。

わたし本人の感覚は、だいぶ違うんです。
記名記事も資格も、「集めたい」に近い。

コレクションです。

難しい記事に挑戦したいのは、自分がどこまで書けるのか試したいから。
ただの好奇心。

クライアントさんに褒められたら、そりゃ嬉しいですよ。

でも、褒められなくても別に平気で。

納品して、お金がもらえればそれでいい。

偉くなりたいわけでも、有名になりたいわけでもないんです。

集めたいし、試したい。

ただそれだけ。

「向上心=上に行くこと」だと思い込んでた

「向上心=上に行くこと」だと思い込んでた

ここでやっと気づきました。

私が「向上心」って呼んでたもの、範囲がめちゃくちゃ狭かった。

収入が上がる。
肩書きが上がる。
知名度が上がる。
生活水準が上がる。
持ち物のグレードが上がる。
経験の数が増える。
ぜんぶ、縦。

そこへの欲が弱いから、「私には向上心がない」って判定してたんですね。雑だなあ。

ライターとしてもそうで、有名になりたいとか、フォロワー何万人とか、業界で名前を知られたいとか、そういうのはあんまりないんです。

評価されるのは嬉しいですよ、もちろん。

クライアントさんに褒められたら、めちゃくちゃ喜びます。

でも最後に欲しいのは、「今日もいい仕事したな」って自分で思える感覚のほう。

「上に行く」というより、「積み上げる」なんですよね。

成長したくないわけじゃなかった。

成長=上昇だと、勝手に思い込んでただけでした。

私は「上」じゃなくて「奥」に行きたい

私は「上」じゃなくて「奥」に行きたい

じゃあ私の欲はどっちを向いてるのか。

たぶん、奥です。

Kumi
……上じゃなくて、奥に行きたいのか、私

もっと理解したい。
もっと考えたい。
もっと掘りたい。
自分なりの答えを見つけたい。
文章ももっとうまくなりたい。

こっちの「もっと」なら、いくらでも出てくるんですよねぇ。

さっきの13個はなんだったの?
いろんなものを少しずつ経験するより、気に入ったものをずーっと掘っていたい。

仕事でも、「10ジャンル書けます!」より、心理とか金融とか働き方とか、自分が引っかかったところを深くやりたい。

欲が少ないんじゃなくて、狭くて深い。

そう言い換えたら、妙にしっくりきました。

思い返すと、これまでの寄り道もそうだったんですよね。

ブログ、自分ビジネス、カウンセリング、ディレクター、Webデザイン、コーディング、ライター。

いろいろ手を出してきたけど、どれも「上」を目指してたわけじゃなくて。

やってみて、「これは違う」「これは向いてない」「これは好き」を確かめてただけ。

失敗も、私の中では「向いてないものを確認する作業」くらいの扱いです。

何かで成功して上に行くより、自分がどういう人間なのかをはっきりさせていくほうが、私にはおもしろい。

もっと上へ行かなくても、人生は深くできる

もっと上へ行かなくても、人生は深くできる

念のため言っておくと、上を目指すのがダメって話じゃないです。

稼ぐのも、出世も、野心も、それを望む人にとってはきっと楽しいよね。

それはそれでいい。

私の場合は、「それだけが向上心じゃなかったんだ」と気づいた、というだけの話で。

世間でいう成功って、高収入、肩書き、知名度、大きな仕事、フォロワー数、あたりになりがちですよね。

でも私が欲しいのは、どんな仕事をするか、誰と働くか、どんな毎日を過ごすかを、自分で選べること。

世間的に「成功」って呼ばれるほど稼いでなくても、自分で選んだ生活をして「私はこれでいい」と思えるなら、わりと満足なんだよね。

WISH 100は、結局100個埋まりませんでした。

でも埋まらなかったおかげで、自分の「欲の形」が分かった。

100個書き上げるより、こっちのほうが収穫だった気がします。

もし同じように、「やりたいことが出てこない」「上を目指したいと思えない」って自分にがっかりしてる人がいたら。

欲があるかないかの前に、「欲がどっちを向いてるのか」を見てみるのもアリかもしれないです。

「もっと上へ」には、あんまり興味がない。

でも、「もっと奥へ」なら、たぶんずっと行ける。

やりたいことリストは、13個のままでいいや。

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