好きな人に、自分のことを覚えてもらいたい。
推しがいる人なら、一度は思ったことがあるんじゃないでしょうか。
わかります、その気持ち。
でも私は今、こう思っています。
好きな人には、認知されたくない。
認知される嬉しさを、知らないわけじゃないんです。
知ってるから、いらないんです。
akiさんに認知されていた頃の話

私はakiさんというアーティストのファンでした。
(でしたっていうのもおかしいんだけども。当時が一番追いかけていたので。)
そして、ファンとして認知されていました。
ライブの前後になると、私のブログへのアクセスが、めちゃくちゃ増えるんです。
……え?
あとから知りました。akiさん本人が、読みに来てくれていたんです。
私のブログを!?
(なんでわかったかというと、特定班がいたからです・笑)
嬉しかったです。
そりゃ嬉しいですよね。好きな人が、自分の書いたものを読んでくれてるんだから。
ただ、この「嬉しかった」を解剖してみると、中身は優越感でした。
今から思うと、嫌な感情です。
akiさんのことは、こっちにも書いてます。
一番じゃないと、ライブが楽しくない

認知されると、何が起きるか。
比べるようになるんです。
自分が一番じゃないことが、気になる。
ライブで、自分だけタッチしてもらえなかった。それだけで沈む。
こっちを見てくれなかった。それだけで、ライブ自体が楽しくなくなる。
おかしいですよね。好きな人のライブに来てるのに。
ファン同士の競争もあったし、嫉妬もしました。
これが、チョー辛い。
好きで行っているはずのライブが、「見てもらえたかどうか」で決まる場所になっていたんです。
当時の私は、アダルトチルドレンでした。
今振り返ると、あの嫉妬の強さは、ACから来ていたんだと思います。
リアルカオラボで、欲がむくむく湧いてきた

時は流れて、最近の話です。
私はワタナベ薫さんが好きで、学びにも参加しています。
少し前に、「リアルカオラボ」というセミナー形式の集まりがありました。
その前のこと。気づいたら私、ChatGPTに相談してたんです。
「薫さんに覚えてもらえるかな」
……おい。
自然とやってました。
そして当日。
薫さんに「ヒカル」と呼ばれました。
その瞬間、欲がむくむく湧いてきたんです。
認知されたい。
嫉妬も、認知されたい欲も、人間だから当然あると思っています。
持っちゃダメ、とは思ってない。
今の私は、ACを克服しています。
それでも、嫉妬はやっぱり強く感じるんです。
これはACの名残というより、HSPだからなのかなと思っています。
もともと、感情を強く感じる気質なので。
ただ、その「嫉妬」や「競争心」を持っている状態が、私には不快なんです。
なので、湧いてきた欲を抑え込むというより、そもそも湧かないように距離感を調整することにしました。
自制心もあるし、私にはもともと「所属したくない」という気持ちもあるんです。
距離感の調整については、こっちでも書いてます。

-
HSPは心の距離感を調節することが大事
投稿日:2024年9月11日 | 最終更新日:2026年4月9日 このブログでの報告が遅れましたが、3月から今の職場で働いています。 転職活動が難航しま ...
「距離の近さは要らない」と、はっきり思った

そのあと、薫さんのTikTokライブを見ていたときのこと。
コメントを読んでもらえました。
伝えたかったことを、伝えられた!
そう思ったのと同時に、もうひとつ浮かんできたんです。
また認知競争が始まったら、つらい。
嬉しいと怖いが、一緒に来ました。
同じ頃、ファンクラブの100人目にも偶然なりました。目立ちたくなくて、むしろ避けようとしてたのに。
そのライブで、薫さんが言っていたんです。
「TikTokライブは、距離が近いですよね」
そのあとのカオラボでも、「近いからコメント読まれやすいよ」と。
それを聞いて、はっきり思いました。
あ、私、距離の近さは要らない。
認知されるのが嫌なんじゃないんです。
認知されることで、自分の中に嫉妬や競争心が生まれるのが嫌。
本当は、薫さんの話を聞いて、学んで、楽しく過ごしたいだけなのに。
そこに、望んでもいない競争が入り込んでくる。
認知されたい欲って、私にとっては、すごくしんどいんですよ。
でも生まれてくるのは仕方ない。人間だもの。
なので決めました。
TikTokライブは見る。でも、コメントはしない。
次のセミナーは、後ろの端っこに座る。
認知を育てない。
嫉妬を克服したわけじゃありません。
嫉妬が生まれる場所に、自分を置かないことにしたんです。
薫さんのことは、変わらず好き。学びも続けます。
「好き」を諦めたわけじゃない。そこに競争を持ち込みたくないだけです。
HISASHIにも絶対認知されたくない。

もうひとり、私の好きな人。GLAYのHISASHIです。
いや、わかってます。
HISASHIに認知されようなんて、おこがましいにもほどがある。
国民的スターやで。
それでも例に出すと、HISASHIにも、絶対に認知されたくないです。
私は、ファンに嫉妬もします。
だから、HISASHIのライブ配信や動画のコメント欄は、読みません。
好きな人と自分の間に、ほかの誰かとの比べっこを入れたくないんです。
他のファンとも、交流したくない

認知されたくない、の派生で、もうひとつあります。
他のファンとも、交流したくないんです。
薫さんが好きだからといって、薫さんのファン友達が欲しいわけじゃない。
HISASHIが好きだからといって、GLAYファンの仲間が欲しいわけでもない。
GLAYのライブは楽しいです。会場の雰囲気、おまつり感、非日常感。
でも、そこでファンと交流したいとは思ってないんです。
なんでかというと。
私は、自分の世界の中だけで楽しみたいんです。
誰かと交流すると、浅くなる気がする。
じゃあ、ひとりで何を楽しんでるのか。
まず、見た目に萌えてます。可愛い瞬間を見たときは、幸せ。
これは娘にはけっこう言います。「可愛い〜」「かっこいい〜」って。
それから、話している内容。
HISASHIや薫さんの話から、その人の価値観や哲学が見えるときが、すごく楽しいんです。
気になったところから、その人の価値観を言語化して、ひとりで楽しんでます。
これは推しに限った話じゃなくて、普段の人間関係でもそう。
その人の価値観や哲学に触れられるときが、楽しいんです。
普段の人間関係の作り方は、こっちに書いてます。
私の推し活は、これでいい

私の推し活を並べてみます。
グッズは、刺さったものしか買いません。こだわりが強いので。
ガチャやくじは、ほぼやらない。被りや、推し以外が出るのが嫌だから。
手帳にシールを貼る。スティッチを貼ったり、自作のHISASHIシールを貼ったり。
スティッチのコレクションをファイリングしてるときは、幸せです。
認知は、いらない。
ファン友達も、いらない。
誰に見てもらえたか、誰より近いか。
そんなことで、自分の「好き」を左右されたくないんです。
私の「好き」は、私のもの。
相手に知られていなくても、ちゃんと成立します。
好きな人に、認知されたくない。
これが、優越感も嫉妬も通ってきた私の、推し活の答えです。

