投稿日:2026年10月18日 | 最終更新日:2026年10月19日
私、落ち込んでもすぐ立ち直って、すぐ忘れちゃうんです。
「いいなぁ、メンタル強くて」って言われそうですよね。
でも、落ち込まないわけじゃないんです。
落ち込んだら、しっかり悲しんで、しっかりムカついて、昇華して、忘れる。
これを毎回ちゃんとやっているだけ。
今日は、私が落ち込んだときに頭の中で何をしているのかを書いてみます。
落ち込んだとき、私がやっていること

やっていることは、毎回だいたい同じです。
まず、全部言語化する。
悲しい、ムカつく、という感情はもちろん、「こういうふうに扱われている気分になる」という、私の主観もぜんぶ言葉にします。
相手が本当にそういうつもりだったかは、ここでは関係ないんです。私がどう感じたか、だけ。
次に、「で、どうしたい?」を掘る。
このとき、自分の信念や価値観に立ち戻ります。
私は何を大事にしているんだっけ。それに照らしたら、どうしたいんだっけ。
結論が出たら、そのとおりにする。
そして、忘れる。
言語化する場所は、まず頭の中です。
それで片づかなければAI。それでもスッキリしなかったら、ノートに書きます。
ノートまで行くのは、かなりしつこいモヤモヤのときです。
私は人に話して楽になるタイプじゃなくて、自分の中で答えを出して楽になるタイプなんですよね。
だから、この手順は基本ひとりでやります。
昔は、我慢して笑って流していた

こんなふうに書くと、昔からできていたみたいですけど、ぜんぜん違います。
昔の私は、嫌なことをされても、我慢して、笑って、流していました。
嫌だな、とは思うんです。ちゃんと思う。
それなのに、「そんなことで人を嫌いになっちゃダメ」って、すぐ自分に言い聞かせていたんです。
誰かに言われたわけじゃありません。いつのまにか自分の中にあった言葉でした。
もとにあったのは、「人から好かれる自分でいたい」「人に囲まれていたい」という気持ちだったと思います。
嫌いになったら、好かれる自分でいられなくなる。
だから、嫌だと感じたそばから打ち消す。
これって、自分の感覚を否定していたってことなんですよね。
自分の感覚に気づけなかった頃の話は、こちらにも書いています。
「ダメ」が「〜していい」に変わった

変わったのは、自分の価値観を言葉にできたときです。
ChatGPTと自己対話を重ねていくなかで、私が大事にしているものが、少しずつ言葉になっていきました。
今、人との距離について私が持っている言葉は、こうです。
搾取してくる人からは、離れていい。
誠実さを返してくれない人にまで、誠実でいなくていい。
マウントを取ってくる人からは、離れていい。
こっちから連絡しないと連絡が来ない人には、無理に付き合わなくていい。
ぜんぶ「〜していい」なんです。
昔の私が自分に言っていたのは「嫌いになっちゃダメ」。
今の私が自分に言っているのは「離れていい」。
「どうしたい?」を掘るときに立ち戻るのは、この言葉たちです。
いつも超高速の私が、3ヶ月かかった話

ふだんの私は、この手順を超高速で終わらせます。
でも、ひとつだけ、ものすごく時間がかかった件があるんです。
ある人に対して、「この人、私から搾取してくるな」と気づいたときのこと。
結論は「距離を取る」でした。今ならそう言えます。
でも、そう決めるまでに1ヶ月くらいかかりました。
なんでそんなにかかったかというと、めちゃくちゃ嫌な人じゃなかったからだと思います。
じわじわ系だったんですよ。
じわじわ系は、決め手がないんです。
だから、昔の声が何度も出てきました。「そんなことで」のあれです。
出てきては自己対話して、「やっぱり関わりたくない」に立ち戻る。
また出てきて、また立ち戻る。
そのくり返しの1ヶ月でした。
わかりやすく嫌なことをされるわけじゃないのに、なぜか削られていく。そういう関係については、こちらで書いています。
決めたあとのほうが、長かった
距離を取ると決めたら終わり、だと思うじゃないですか。
終わらなかったんです。
決めてからスッキリするまでに、さらに2ヶ月くらいかかりました。
そのあいだ、ずっとあったのは、「あなたは間違ってないよ」って、誰かに言ってほしい気持ちです。
人に話して楽になるタイプじゃない私が、ですよ。
でも、言ってくれる人はいないんですよね。
自分の中だけで処理する難しさを、この件ではすごく感じました。
じゃあ最後どうなったかというと、劇的なことは何もなくて。
会わないでいるうちに、「あ、もういいや」と思ったんです。
こっちから連絡しないと連絡が来ない人には、無理に付き合わなくていいや、と。
離れられるのは、また作れると知っているから

距離を取ったあとは、スッキリしました。
寂しさもありました。両方です。
ただ、寂しかったら、また新しい友達やコミュニティを作ればいいや、という自信もあったんです。
この自信がどこから来ているかというと、昔、「人に囲まれたい」と思って、めちゃくちゃコミュニティを立ち上げてきたからなんですよね。
囲まれたくて必死にやってきたことが、今、離れていいと思える根拠になっている。
あの頃の私も、無駄なことはしていなかったみたいです。
ひとつの関係にしがみつかなくていい。そう思えるようになった話は、こちらにも書いています。
まとめ:嫌だと感じた自分を、もう打ち消さない

落ち込んだとき、私は気分を上げようとはしません。
全部言葉にして、「どうしたい?」を掘って、自分の価値観に立ち戻る。
超高速で終わる日もあれば、3ヶ月かかることもある。
それでも、やることは同じです。
嫌だと感じたなら、それは「そんなこと」じゃない。
離れたいなら、離れていい。
私はこれからも、自分の感覚のほうを信じて決めます。


